さいたま市中央区にて瓦屋根の修理〈漆喰・棟瓦のメンテナンス〉
2024/08/28
ご依頼のきっかけ・ご提案内容
今回ご依頼を頂きまして誠にありがとうございます。
築40年近い瓦屋根のご住宅で、台風の影響で漆喰が剥がれ落ちてきたことで、かなり劣化していたとお気づきになられ、ご相談頂きました。漆喰の詰め替えに加え、経年劣化で密着力が下がりずれてしまった棟瓦の補修をご提案致しました。屋根のメンテナンスは数十年行われていなかったとのことで、このご依頼を機に、安心感のある立派なたたずまいに補修させて頂きました。
また、台風で漆喰が剥がれ落ちたということで火災保険適応修理での対応です。施工期間は4日です。
今回は埼玉県さいたま市中央区にて行った施工事例をご紹介致します。
施工前
漆喰のひび割れがさらに悪化すると、こちらの写真のように、剥がれ落ちてしまいます。しかしなかなか目につきにくい部分であるため、実際に剥がれてからでないと気づけないこともあります。漆喰で水の侵入を防げなければ、瓦の下部など屋根全体に浸食が起こってきてしまいます。
築15~20年程経ったら一度、状態確認すると安心です。
参考記事▷外壁のひび割れ(クラック)の原因は?危険度や対処法をわかりやすく解説
また、漆喰が劣化していたこともあり、棟瓦が正しい位置から少しずれ落ちていて、屋根の内部に雨水の侵入を許してしまいます。
施工中
漆喰の詰め直し・棟瓦の補修
古い漆喰を除去したら掃除して、新しい漆喰を入れる土台を整えます。この部分は瓦屋根の中で特に劣化しやすい部分です。瓦との接着効果と、瓦の下部に雨水を侵入させないことが主な役割です。この接着力が経年劣化で弱まると、瓦がしっかり固定されずに地震などで落下する危険性があります。
弊社では自然災害による被害があった場合、今回の施工のように、火災保険適応の出費を抑えたご依頼をして頂けます。ご自身のご住宅が該当するかどうか不明という方も、まずはお問い合わせから気軽にご相談ください。無料のお見積もり作成と点検を致します。
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長持ちするよう、水スプレーをして漆喰の密着力を高めています。あまり目立たない部位ではありますが、漆喰が崩れると雨水だけでなく害虫やネズミなどの侵入も考えられます。土台掃除から詰め替えまで、どの工程も気を抜かずに行っています。また、ずれていた棟瓦も正しい位置へと補修します。
完工
今回の施工で、見た目も明るく美しい漆喰に入れ替わりました。棟瓦はきっちりと一直線に並び、屋根の最上部を力強く守ります。小さな部位でも、ご住宅全体の安全性や印象を左右します。
担当者のコメント
漆喰・瓦屋根は定期的なメンテナンスにより、長きにわたって格式高いたたずまいを保つことができます。長寿なイメージのある瓦屋根ですが、決してメンテナンスが不要という訳ではありません。目立った損傷がなくても塗装による保護等が必要なケースがあります。
何年かご住宅の点検をしておらず、状態がご不明という方は、まずは無料の現地調査・お見積もりをご検討くださいませ。